2011年06月16日

フランドルテープを半分に切って使う

経皮吸収型の狭心症治療薬として有名な薬に「フランドルテープ40mg(硝酸イソソルビド・ テープ剤)がある。成分の硝酸イソソルビドは、ニトロと呼ばれる冠動脈拡張薬の1種で、心臓の冠動脈のほか全身の血管を広げる作用がある。その作用により心筋に血液がたくさん届くようになり、心臓の負担も軽くする作用がある。 テープ剤としては1984年から発売されているが、用法・用量は以下の通りになっている。

「通常、成人に対し、1回1枚(硝酸イソソルビドとして40mg)を胸部、上腹部又は背部のいずれかに貼付し、貼付後24時間または48時間ごとに貼りかえる。」

たまに「半分にして毎日貼りかえる」指示で出る場合がある。だがこの半分による使い方が、良く分かっていなかったため、メーカーや詳しい方の情報を元に色々調べてみた。

まず半分の仕方だが、患者もしくは家族etcに普通にハサミで切ってもらって使用してもらえば良い そうだ。なお半分にしたものは、元々入っていたアルミシートに入れる等して、普通に1週間ぐらいは十分品質は保てるそうだ。半分にした場合の明確な薬物動態のデータはないが、メーカーからの情報では、ほぼ1枚の場合の半分と推測されているらしい。

また、48時間での貼りかえは一度も処方を見たことがないが、かぶれの問題や、常在菌が繁殖しやすい等の理由から現在一般的ではないそう。

剥がれた時の対処法だが、再粘着性が高くポストイットのように数回でも再貼付できるそうだ。または新しいものを貼っても特に問題いらない。

他に個人的に憶えておきたい点としては、

@貼付場所に「上腕部」は一応入っていない。(まあ問題なさそうだが、「しおり」にも記載はない ので注意) Aお風呂も大丈夫だが、インタビューフォームでは入浴による血管拡張により一時的に血中濃度は上がる傾向が ある。

なお、添付文書の主な副作用は接触性皮膚炎(5.15%)頭痛(0.98%)血圧低下(0.19%)となっている。かぶれは頻度も高く、嫌になり、内緒でやめてしまうお年寄りもいるので注意が必要だ。
posted by AK at 23:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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Posted by tmjtqhvnt at 2014年12月15日 08:56
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